モーツァルト、ヴェルディ、ドニゼッティなどの作品を披露する若手オペラスターたちによるマスターフルなリサイタル。
レオン、グアナフアト、2025年3月12日。 – グアナフアト州文化省は、サン・ミゲル・オペラコンクール2025 優勝者コンサートへの招待を発表しました。このイベントでは、リリカルシンギングの才能ある若手歌手たちが、ロベルト・プラセンシア・サルダーニャ・ビセンテナリオ劇場のスタジオ劇場で集結します。公演は3月15日（土）19:00から行われ、オペラとサルスエラに捧げられた一夜を楽しむことができます。
このリサイタルは、名高いサン・ミゲル・デ・アジェンデ歌唱コンクールの一環として開催され、バロックからロマン派までの作品を網羅する特別なレパートリーを披露します。ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト、ガエターノ・ドニゼッティ、ジュゼッペ・ヴェルディ、クリストフ・ヴィリバルト・グルック、ヴィンチェンツォ・ベッリーニなどの作曲家の作品が含まれます。特に、「フィガロの結婚」の「Voi che sapete」や「愛の妙薬」の「Una furtiva lagrima」、そして「椿姫」の「Libiamo, ne’ lieti calici」などがハイライトです。
新進気鋭の才能がステージに
コンサートでは、2025年コンクールの優勝者であるソプラノのヘネシス・モレノ、メゾソプラノのエリダ・ロチャ、カウンターテナーのアンヘル・ゴメス、テノールのブランドン・カスティージョが出演します。彼らは、オペラとサルスエラに分かれたプログラムでその才能と多才さを披露します。ピアノ伴奏はマリオ・アルベルト・エルナンデス氏が務め、アーティストたちはそのトレーニングとリリカルシンギングへの情熱を反映したマスターフルなパフォーマンスをお届けします。
アーティスト紹介
- ヘネシス・モレノ（ソプラノ）は、国際コンクールで受賞歴があり、「リゴレット」のジルダや「ロメオとジュリエット」のジュリエットなどの役を演じてきました。
- エリダ・ロチャ（メゾソプラノ）は、「カルメン」や「スオル・アンジェリカ」などの役で注目を集め、シンフォニックコーラル作品「カルミナ・ブラーナ」のソリストも務めています。
- ブランドン・カスティージョ（テノール）は、「パルジファル」や「アイーダ」などのプロダクションに参加し、現在はセラヤ音楽院でトレーニングを続けています。
- アンヘル・ゴメス（カウンターテナー）は、アカプルコ・フィルハーモニー管弦楽団のソリストとして活躍し、国内コンクールのファイナリストにも選ばれています。
メキシコの才能を育むコンクール
サン・ミゲル・デ・アジェンデ歌唱コンクールは、メキシコの若手オペラ歌手を支援する非営利イニシアチブです。16回の開催を経て、サン・ミゲル・デ・アジェンデをメキシコの主要なオペラの拠点として確立し、新進アーティストにプロフェッショナルな機会を提供しています。
イベント詳細
コンサートは約120分（休憩含む）で、7歳以上の観客におすすめです。チケットは120メキシコペソで、フォーラム文化センターのチケット窓口およびTicketmasterで購入できます。
メキシコの新進オペラスターたちによる最高のパフォーマンスを、世界クラスのステージでお楽しみください。ビセンテナリオ劇場でオペラの魔法を体験しましょう！
